まるで新築!オフィスリノベーションのメリットと注意点
昨今、リノベーション可のマンションや賃貸物件が増えています。リノベーションはリフォームとは違い、好みの内装に変えられるのが醍醐味です。 当然ですがオフィスでもリノベーションを行うケースが増えていますが、この記事では、オフィスリノベーションをするメリットと、注意しなければならない点をご紹介します。 ・オフィスリノベーションが人気の背景 ・オフィスリノベーションの4つのメリット ・オフィスリノベーションの3つの注意点 オフィスリノベーションが人気の背景 現在使用されているオフィスビルの多くは近年建築されたものばかりではありません。中には築年数が古い建物も多く存在しています。建築基準法に違反していなければ、オフィスとして利用するのは問題ありません。 しかし内装は、やはり新しい建物と比較してしまうと、不便さを感じることも多いため、新しいビルへ移転を検討する企業もあるでしょう。しかし現在利用しているオフィスの利便性は捨てられない!そんなこともあります。 そんな時に活用するのがリノベーションです。リノベーションはリフォームとは違い、間取りそのものを変更できるため、利便性はそのままに希望の空間を手に入れることができるため、オフィスリノベーションをする企業が増えているのです。 オフィスリノベーションの4つのメリット ではオフィスリノベーションにはどんなメリットがあるのでしょうか。実際にオフィスをリノベーションした企業が感じた、4つのメリットをそれぞれご紹介します。 社員のモチベーションが上がる オフィスリノベーションをすると、新しい間取りで仕事ができるだけではありません。新しいオフィスになる事で、社員が企業に対して安心感を覚えます。 新しいオフィスにするゆとりがあるのかもしれない、と感じることもあるでしょうし、新しいオフィスになったのだから、利益を出さなくては!と感じる人もいるでしょう。 いずれにしても、社員のモチベーションが上がる事には変わりはありません。また、作業しやすい環境や明るい雰囲気の会社で働けることで、将来性を感じたりやる気を感じるようです。 生産性が向上する オフィスリノベーションは社内の動線の確保や、明るい照明の確保ができるだけではなく、チームや部署をゾーニングを可能にしますが、同時に壁を取り払うことも可能です。 それまでは難しかった、他の部署との連携が取りやすくなれば、作業にかかる時間も短縮でき生産性も向上します。もちろん共同作業に力が入るだけではありません。 個々の作業がスムーズにできれば効率が上がり、高い生産性を維持できますし、従業員の満足度が高ければ高いほど、人材の確保にもつながります。 企業のブランディング力が上がる オフィスリノベーションの際に、多くの企業が企業のイメージに合ったリノベーションを行います。中には居心地の良さを重視する企業があったり、遊び心満載のリノベーションをする企業もあります。 事業内容に合ったリノベーションを行う事で、企業イメージを上げる事も可能です。それまでの印象が変われば人材確保にも良い影響をもたらします。例えばホームページでのオフィスのPRは、意外と注目度が高いツールです。 取引先を探している企業の目に留まる可能性もあります。そういう意味でもリノベーションは企業のブランディング力が上がると言えるでしょう。 新築よりも期間が短く費用も節約できる 新築や移転を行うと、計画して準備をして工事をして引っ越し、という流れになりますが、この間は仮の場所での業務を行う期間があるため、通常の業務に集中できないこともあるでしょう。 当然ですが生産性が落ちてしまうことも考えられます。費用の点でも高額になりがちです。その点リノベーションは場所の移転ではありませんし、比較的短期間で工事が終わる傾向にあります。 なので移転や新築よりも短期間、かつ費用を抑えることができるというメリットがあるのです。 オフィスリノベーションの3つの注意点 実際にオフィスリノベーションを検討するとしたら、どんなところに注意したら良いのでしょうか。ここでは重要な3つの注意点をお話しします。 ① リノベーションの範囲内に抑える必要がある オフィスリノベーションは比較的自由度が高いのですが、全ての部分に手を入れても良いというわけではありません。オフィスビルによってリノベーションができる範囲は決まっています。 なので、オフィスリノベーションの計画を立てたなら、どこからどこまでをリノベーションして良いのかを、しっかりと把握しておく必要があります。あとになって起こる可能性のあるトラブルは回避しましょう。 賃貸契約書のリノベーションに関して記載されている注意事項をチェックするだけではなく、貸主に確認をすることも重要です。 ① 建築基準法・消防法を守る 建物の建築・改装を行う時には「建築基準法」「消防法」を守らなければなりません。建築基準法や消防法は管轄内の消防署に、届出や定期的な報告を行います。 建築基準法は地域によって変わります。例えば用途地域の規定や建蔽率、容積率、高さ制限などがあります。違反すると行政的措置が取られることもあるので気を付けましょう。 ① 工期の長期化による追加費用の可能性がある リノベーションを行う際に気を付けたいのは、工期が変わる事もある点です。リノベーションと言えば新築のように改装ができるので、新築よりも短期間で新築よりも安い費用でできるというメリットがあります。 しかしながら、何等かの事情によって工期が伸びてしまったり、計画を余儀なく変更しなければならない事もあります。トラブルを回避するためには時間がかかる事もあるのですが、この工期の延長で費用がかさむ事もあるのです。 ここも注意しなくてはならない点です。それでもオフィスリノベーションをするメリットは大きいです。新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。 この記事ではオフィスリノベーションのメリットを4つ、リノベーションをする際の注意点を3つご紹介しました。 ・オフィスリノベーションが人気の背景 ・オフィスリノベーションの4つのメリット ・オフィスリノベーションの3つの注意点 この記事がオフィスリノベーションを迷っている方のお役に立てれば幸いです。