リフォームとリノベーションの違いって何ですか?
古くなった家や部屋を新しく蘇らせたいと考えている人は多いかもしれません。
そんな時に出てくるフレーズがリフォームやリノベーションです。
しかし、リフォームとリノベーション、いったいどんな違いがあるのか、皆さんはご存じですか?
これらには決定的な違いがあり、状況によってどちらを選ぶべきか、大きく異なります。
- ・リノベーションとは何か
- ・リフォームとの違いとは何か
- ・リフォームとリノベーション、どちらがいいのか
リノベーションとは何か
そもそもリノベーションとはどういったものなのか。
リノベーションは、現在の建物に新しい付加価値をつけていく工事を指します。
例えば、部屋の壁を壊して大きなリビングにするのがリノベーションです。
近年、空き家となっている築年数がかなり経過した家屋をリノベーションで蘇らせるケースが増えています。
リノベーションは英語のrenovationから来ていますが、その意味は刷新や修復など。
今まであったものを全く別の形でリニューアルさせるのがリノベーションです。
古い家屋はその当時の生活様式に合わせて作られていますが、今の時代に合っているとは言い難いです。
いわば外枠だけを残し、新たな形にフルモデルチェンジを果たすのがリノベーションなのです。
リフォームとの違いとは何か
一方で私たちが昔からよく聞くリフォームは、老朽化している状態から回復させることを指します。
古くなった水回りを新しくさせるなど、機能の回復が主なものです。
新築から築年数が経過すれば、段々と老朽化し、価値は目減りしていきます。
100あった価値が50まで落ちたので、それをできるだけ100に戻すのがリフォームです。
リノベーションは50まで落ちた状態からフルモデルチェンジを行って100、120、150を目指すことができます。
最近はリフォームとリノベーションの境界線が曖昧になっており、部分的な工事がリフォーム、フルモデルチェンジがリノベーションという認識も。
どちらも、より住みやすくなるという点ではあまり差はないと言えます。
リフォームとリノベーション、どちらがいいのか
リフォームとリノベーション、どちらを選ぶべきか、これはケースバイケースとなります。
リノベーションのいいところは、築年数がかなり経過している物件でもそこまでお金をかけずにアレンジができる点です。
DIYの延長線上でリノベーションにチャレンジする人も増えています。
ただリノベーションをするとかなり時間を要するのがネックです。
リフォームは部分的に行えば、さほど時間をかけずに終わります。
建物を全体を変えたいのか、部分的で十分なのか、そして、予算の問題。
多く変えるとなればそれだけ費用はかかってしまいます。
水回りさえ変えてしまって、壁紙を変えれば十分暮らせるという人はリフォームで問題ないでしょう。
その分、リノベーションは自由に間取りを決められるので、予算に余裕があれば理想のマイホームを目指すことができます。
どちらにすべきなのかは、リノベーションを実際にしたお部屋を見学してから決めるのもいいでしょう。
今回は以下の内容について紹介しました。
- ・リノベーションとは何か
- ・リフォームとの違いとは何か
- ・リフォームとリノベーション、どちらがいいのか
リノベーションとリフォームの違いがわからない、気になる、という方はどうぞご参考ください。