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ホーム会議室や応接室に最適!高遮音パーテーションの導入ポイント

会議室や応接室に最適!高遮音パーテーションの導入ポイント

オフィスの中でも特にプライバシーと静けさが求められる会議室や応接室。外部との商談、社内の重要会議、機密情報の取り扱いなどが行われる空間では、「音漏れしない」環境の整備が不可欠です。

そこで注目されているのが、高遮音パーテーションの導入です。防音性能を持ちながらもデザイン性や施工性に優れた製品が増えており、空間の質を高める選択肢として多くの企業が導入を進めています。

本記事では、高遮音パーテーションの特徴や選び方、導入時の注意点を詳しく解説します。

  • ・会議室・応接室に遮音性が求められる理由
  • ・高遮音パーテーションの構造と特長
  • ・活用事例と空間別ポイント
  • ・導入時のチェックポイント

会議室・応接室に遮音性が求められる理由

情報漏洩リスクの回避

会議室や応接室では、顧客情報や経営戦略、従業員の人事に関する内容など、外部に漏らせない情報が日常的に取り扱われます。音漏れが発生すれば、セキュリティ上のリスクとなるだけでなく、取引先からの信頼を損ねる恐れもあります。

業務効率・集中力の確保

会話の内容が外に漏れるだけでなく、外部の音が内部に入り込むことも、話し手と聞き手の集中を妨げる要因になります。静かで落ち着いた空間は、意思決定の質を高める上でも重要です。

高遮音パーテーションの構造と特長

遮音性に優れた素材と多層構造

高遮音パーテーションには、石膏ボード、吸音材、遮音シートなどを組み合わせた多層構造が採用されており、通常の軽量パーテーションと比較して格段に高い遮音性能を発揮します。パネルの厚さや密閉性も、遮音効果に大きく影響します。

スチールパネルや複合材が主流

遮音性を重視する空間では、スチール製パネルや芯材に鉱物繊維を含む複合パネルが多く使われます。フレームや継ぎ目の処理にも工夫が施されており、音の出入りを最小限に抑えます。

遮音性能の目安「dB値」

製品選定時には遮音性能を示す「遮音等級(dB)」に注目しましょう。例えば35〜40dBの遮音性があれば、一般的な会話はほとんど外に聞こえないレベルとされます。

活用事例と空間別ポイント

重要会議室

経営層の戦略会議や財務報告などが行われる会議室では、50dB以上の遮音性を確保することで、万全のセキュリティを実現できます。パネルだけでなく、ドアや天井との取り合いも丁寧に処理することが重要です。

応接室・面談室

社外の来客対応を行う応接室では、遮音性とデザイン性の両立が求められます。マットなスチールや木目調の仕上げを選ぶことで、上質で落ち着いた印象を演出しつつ、音漏れを防げます。

テレワークブース・オンライン会議室

WEB会議が頻繁に行われるオフィスでは、小規模な防音ブースの設置も有効です。吸音パネルを内蔵したパーテーションと天井パネルを組み合わせ、周囲への音漏れや反響を最小限に抑える設計がポイントです。

導入時のチェックポイント

パネルの厚さと構造を確認

遮音性能はパネルの厚みと構成によって大きく左右されます。見た目だけでなく、内部構造にどのような素材が使われているかを確認し、遮音試験データがある製品を選ぶのが理想です。

開口部の処理(ドア・床・天井)

パネルだけで遮音性を高めても、ドア下の隙間や天井との間に空間があると音は漏れてしまいます。ドアにはパッキンや遮音シートを併用し、上下左右の密閉性を確保することが重要です。

レイアウト変更のしやすさも考慮

完全固定のパーテーションは高い遮音性を持つ一方、レイアウト変更時の柔軟性には欠けます。将来的な移設の可能性がある場合は、セミ固定式や移動可能なモジュール型も選択肢として検討しましょう。


会議室や応接室において、遮音性の高いパーテーションは情報漏洩の防止や集中力の維持に欠かせない要素です。パネルの構造や素材だけでなく、隙間処理や設置環境も含めてトータルで考えることが、効果的な遮音対策につながります。用途に応じた性能とデザイン性を兼ね備えた製品を選ぶことで、信頼性の高い空間づくりが可能になります。高遮音パーテーションの導入は、オフィスの質を大きく引き上げる重要な投資といえるでしょう。