オフィス移転で必要なインフラ工事
オフィス移転をするときには、入念な計画を行い必要なインフラ工事を行う必要があります。今回の記事では、オフィス移転の際のインフラ工事についてご紹介します。
- ・インフラ工事とは
- ・オフィス移転におけるインフラ工事までに行うこと
- ・オフィス移転のインフラ設備の確認を行う
- ・オフィス移転・インフラ工事にかかる期間
インフラ工事とは
まずはインフラ工事とはどのような工事なのかを簡単に説明します。インフラとは電気・ガス・電話回線・インターネット回線・水道・空調などを指します。これらは業務を行う上で最も重要な工事です。
もちろん移転先が決まっていないとインフラ工事を行えないので、まずは移転先が決まっているのが前提のお話になります。移転するオフィスが決まっていて、その上でインフラ工事の計画を立てましょう。
オフィス移転におけるインフラ工事までに行うこと
オフィス移転を行うためには、現在のオフィスの状況を踏まえ、新しいオフィスに必要なものを割り出したり、不要だったものを排除したりする必要があります。ここではオフィス移転のための手順をご紹介します。
①オフィス移転のスケジュールを決める
移転先が決まって契約が済んだら、いつまでにオフィス移転を終わらせるのかを計画します。インフラ工事は移転先が決まってスケジュールを組んでから行います。
②移転先のオフィスのレイアウトを行う
移転先でどんなオフィスにするのか、部署の割り振りや水場の割り振り、さらにおおよその家具などの配置を決定し、その計画に沿ってオフィスレイアウトとインフラ工事を行います。
③現在のオフィスで不要だったものの排除・必要なものを付け足す
今まで使用していたオフィスで「これがあったら作業がはかどる」、逆に「これは要らなかった」などの要不要を検討します。せっかく新しいオフィスに移転するのだから、必要なものは取り入れ不要なものは排除します。
その方がより作業がしやすく効率も上がるからです。これについては従業員の意見を取り入れた方がわかりやすいので、会議などを行ったりリサーチを行うと良いでしょう。
④現在のオフィスのインフラの契約の確認・移転の連絡
スケジュールが決まったら、現在契約しているインフラ関連の契約を確認します。そして移転先でのインフラの契約を行います。
オフィス移転のインフラ設備の確認を行う
移転先のオフィスビルではどのようなインフラが使用可能なのかを確認します。多くのビルではすでに電気設備が整っているからです。後は電力会社と連絡をすれば良いだけですね。
水道やガス工事もすぐに使用できるケースがほとんどです。後はレイアウトによって配線や配管を通せばいいだけです。移転の際にはガス会社や水道会社と契約を行います。
空調システムもオフィスビルでは完備されているので、作動するかどうかの確認を行いましょう。ネットワーク環境は回線事業者との契約・プロバイダとの契約を確認します。
移転後にネットワークの開通の確認や正しく移行できているかの確認を行いましょう。
オフィス移転・インフラ工事にかかる期間
オフィスを移転するのは想像以上に大変です。費用も期間もかかりますし、関連会社や顧客への連絡などの根回しも必要です。なので、オフィス移転を計画したら、ある程度時間がかかることを意識しましょう。
万が一、こだわりのデザインオフィスを計画しているのならば、最短でも6か月程度かかると考えておきましょう。
つまり6カ月間の間にスケジュールを立てて、計画通りの工事を行いインフラを整えて、移転後にすぐに稼働ができるようにしなければならないわけです。
この記事では、オフィス移転に伴うインフラ工事についてご紹介しました。
- ・インフラ工事とは
- ・オフィス移転におけるインフラ工事までに行うこと
- ・オフィス移転のインフラ設備の確認を行う
- ・オフィス移転・インフラ工事にかかる期間
インフラ工事は移転先のオフィスのレイアウトが決まってから初めて行える工事です。快適なオフィスにするためにも計画をしっかりと立てて工事を行いましょう。
この記事がそのためのお役に立てれば幸いです。