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ホーム事務所やオフィスの内装を依頼する際に欠かせない3つのポイント

事務所やオフィスの内装を依頼する際に欠かせない3つのポイント

事務所、オフィスの内装を施工会社に依頼する場合には、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

連絡の行き違いなどで、デザインが固まるのに時間がかかることがないよう、事前にチェックすべき部分をご紹介します。

  • ・事務所のコンセプトをはっきりさせる
  • ・事前に完成後のイメージを作っておく
  • ・予算と優先順位はセットで考える

事務所のコンセプトをはっきりさせる

事務所やオフィスの中には、フリーアドレスにして従業員が好きな場所で仕事をしてもらう環境にしているところがあります。
この場合、従業員個人に与えられる備品などを管理するスペースを別に用意する必要も出てきます。

一方、従来通り個々の従業員に1席デスクを与えて仕事をしてもらうやり方も根強いです。このように、どのような働き方を行うかで理想とする内装は大きく変わります。まず施工会社に依頼する前に、事務所のコンセプトをはっきりさせるのが一番です。

従来通りにするのか、フリーアドレスにするのか、テレワークを意識した働き方を目指すのかなどなど。それによってお金をかけるべき部分も変わり、予算をより活用できるようになるでしょう。

事前に完成後のイメージを作っておく

事務所、オフィスの内装において施工会社とトラブルになりやすいのが、完成後のイメージです。事前にヒアリングを重ね、「こんな事務所にしたい」という要望を受けて、施工会社はデザイナーと相談して最初の案を出します。

ところが、依頼者側から見て、思っていたイメージと全く異なることも珍しくありません。この場合、口頭で理想的なイメージを伝えており、伝え方の問題もあって施工会社やデザイナーが別の解釈をしてしまうことが原因です。これを避けるには、依頼者側が写真などで完成後のイメージを示すのが確実です。

また絵を描いて完成後のイメージを作っておくと、それを叩き台にしてデザインが作られていきます。依頼者側が思い描く、理想的なオフィスに関する情報はできる限り施工会社に伝えるのがおすすめです。そのために写真や絵、雑誌の切り抜きやネットのページなどを準備しておくといいでしょう。

予算と優先順位はセットで考える

予算が青天井であれば、依頼者が思い描く完璧な事務所が完成するはずです。

しかし、予算は限られていることがほとんどで、理想を思い描きつつ、現実を直視する必要性が出てきます。予算の範囲内で最大限叶えることのできる理想を目指すという作業が求められます。この場合、まず施工会社に予算を伝えることが大前提です。

その中で理想とする事務所像を伝えて、見積もりを作ってもらいます。どうしても予算に入りきれない部分が生じた場合には、事前に優先順位を設けることも必要です。これだけは外せないというポイントを残しておけば、他の部分を削っても理想に近い事務所を作りだせます。

完璧な事務所から予算の都合で削っていく作業は、夢から現実に引き戻されるようでモチベーションにも影響が出かねません。予算と優先順位をセットで考えると、現実的かつ理想に近い事務所になっていくことでしょう。


いかがでしたでしょうか?
本記事では、

  • ・事務所のコンセプトをはっきりさせる
  • ・事前に完成後のイメージを作っておく
  • ・予算と優先順位はセットで考える

についてまとめてみました。

オフィスの内装をお考えの方は、上記について併せて確認されてみてはいかがでしょうか。