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テレワークでは腰痛になりやすい?3つの原因とおすすめの対策

新型コロナウイルスが世界中に広がっている中で、少しでも感染リスクを軽減しつつ経済を回すために、推奨されたのがテレワークです。テレワークができない業種を除けば、多くの企業がテレワークを導入しています。

デスクワークだからどこでやっても変わらない、と思われがちなのですが、いざテレワークを始めてみると、それまでは気にならなかった腰痛に悩まされているという方が増えてきているようです。

同じ作業をしているだけなのに、どうしてこれほど腰痛や体調不良に悩まされるようになってしまったのか、その原因が知りたいと思ったことはありませんか?

今回は、テレワークによって腰痛を発症した方に、テレワークで腰痛になる3つの原因と、おすすめの解消方法をご紹介します。

  • ・テレワークで腰痛になる3つの原因
  • ・対策グッズを使って腰痛は予防できる

テレワークで腰痛になる3つの原因

テレワークを始めてから腰痛に悩み始めたという方の多くが、何が原因なのかわからないと思っているかもしれませんが、実は原因はたった3つだけだったといったら驚かれるでしょうか。

実は「家具」「姿勢」「運動」の3つが腰痛の原因です。ではそれぞれの原因を解説していきます。

自宅の家具はデスクワークに適していない

オフィスで普段使用しているデスクと椅子、これはデスクワークをするために設計されたオフィス用家具です。長時間作業するのに最適な高さ、広さなので、普段は腰痛など気にならないのですが、自宅のデスクはそうはいきません。

特にオフィスチェアは腰に負担がかかりにくく、背もたれも腰から背中をしっかりとカバーしてくれます。自宅でもオフィスチェアを使用していれば良いですが、中には床に座って座卓の上で作業をしている方もいらっしゃいます。

この場合は腰への負担が大きくなり、腰痛の原因となってしまうのです。

腰に負担がかかる座り方をしている

理想的な座る姿勢は背筋をピンと張って、骨盤が立っている状態なのですが、オフィスのように人の目が無い分、正しい姿勢を維持するよりも楽な姿勢をしてしまいがちになるものです。でもこれも腰に負担がかかって腰痛になります。

また、パソコンの高さが目線よりも低いと、自然に背中が丸くなってしまったり、横すわりをして背中が曲がった状態で作業をする方もいるでしょう。この場合もやはり腰に負担がかかってしまうので、腰痛の原因になってしまうのです。

他にも椅子の先端に腰をかけて、ひっくり返るようにして座る座り方も腰痛の原因になります。できれば猫背にならないような高さにパソコンのモニターがくるように工夫する必要があります。

運動不足も腰痛の大きな原因のひとつ

オフィスに出勤して仕事をしていたときは、オフィスに行くまでの間とオフィスから自宅へ戻る間に、少なからず歩いたり走ったり、階段を上ったり下りたりすることもあったでしょう。ところがテレワークでは一歩も外に出ない日があるかもしれません。

特にこんな時期で感染リスクが高いので、できるだけ自宅で過ごそうと考える方が多くても当たり前のことでしょう。実はこの運動不足も腰痛の原因のひとつです。歩くことによって足やお腹周り、腰の筋肉が鍛えられるのに、その機会が奪われるのです。

特に腰痛は前後左右の筋肉のバランスが崩れただけでも発症します。できれば室内でできる簡単なストレッチや筋トレなどを取り入れると良いでしょう。

対策グッズを使って腰痛は予防・改善できる

一度腰痛を発症すると、なかなか改善するのが難しく、ひどくなると歩くことも寝ることも難しくなる方も出てくるでしょう。そうならないためには普段から運動不足を解消するとともに、対策グッズを使うことをおすすめします。

例えばテレワークをするためのデスク、オフィスチェアを購入する。つまり会社と同じ環境に近づけることによって、余計な負担を腰にかけずに腰痛を予防・軽減することができるわけです。オフィスチェアは種類も豊富なので、腰に負担がかかりにくいタイプを選びましょう。

他にも機能性クッションを使用したり、パソコンのモニターの高さを調節するための台などもおすすめです。運動不足を解消するためにバランスボールを椅子替わりに使うのも腰痛対策に向いています。

せっかくの機会なので、腰痛対策をしっかりと行ってお仕事に集中されると良いでしょう。


今回はテレワークによって増え続ける腰痛で悩む方に、テレワークで腰痛が起こる3つの原因、そして対策グッズやオフィスデスク、オフィスチェアのすすめについて紹介しました。

  • ・テレワークで腰痛になる3つの原因
  • ・対策グッズを使って腰痛は予防できる

意外と簡単なことで対策や改善ができるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。