ご存じでしたか?オフィスリノベーションの見積もりの中身!
古くなってきたオフィスを蘇らせるオフィスリノベーション。
古いビルでもオフィスリノベーションで味わいを持たせられ、人気を高めることができます。
オフィスリノベーションをやるぞ!という場合に、まずは業者に見積もりを出してもらうことに。
その際の見積もりの中身がどのようになっているのかを解説します。
- ・居抜きとスケルトンで変わる単価
- ・同じようなプランでも業者によって見積もりが異なる理由
- ・レイアウト設計費も結構かかる
居抜きとスケルトンで変わる単価
オフィスリノベーションを行う際、居抜き物件もしくはスケルトン物件でかなり単価が変わります。
居抜き物件の場合は、何かしらの設備があって、活用できるものが色々。
有効活用して味わいを活かすこともできるので、費用はある程度抑えられます。
しかし、スケルトン物件は内装らしい内装がない状態。
この状態こそが原状回復の状態であり、すべてがゼロからのスタートに。
当然、スケルトンから設計し、用意すべきものも変わっていきます。
この2つの単価の違いはかなり大きな差であり、スケルトン工事の方が倍以上かかることも。
全てを一新するようなリノベーション、一部分だけを変えるリノベーションも値段が異なるもの。
これらを加味して、単価がガラッと変わるので、見積もりの際に単価の確認をしておくべきです。
同じようなプランでも業者によって見積もりが異なる理由
複数の業者に見積もりを出すことで、おおよその相場やリノベーション工事の期間などが見えてきます。
同じようなプランで相見積もりを出していくことで、本来なら同じような値段に固まるものです。
ところが、実際は各社で見積もりはバラバラ、結構な違いになることも。
その大きな要因は建材や時期にあります。
素材によっては品不足になっている可能性があり、割高になってしまうケースも出てきます。
建材などを海外から輸入している場合、円安が直撃して価格に反映されるのはよくあること。
また利益率の問題や繁忙期の仕事スタイルなどで、辛く見積もりを行うところとどんぶり勘定になってしまうところに分かれます。
相見積もりにこだわりすぎてもいいことはないということ。
多少の違いこそあれど、見積もりで明らかに食い違うような展開はほぼないでしょう。
細かな値段の違いに一喜一憂する必要はありません。
レイアウト設計費も結構かかる
オフィスリノベーションで避けては通れない経費がレイアウト設計費です。
オフィスデザインを考え、机の配置や動線なども決めていきます。
このレイアウト設計費が結構な値段となり、全体の割合をいくらか占める形に。
そして、レイアウト設計費を値切っていくことはほぼ不可能です。
専門性の高い領域のため、自分たちでレイアウトを設計するのは当然難しく、相手の言い値になってしまう可能性も。
相場自体はだいたい全体の20%まで占めると言われ、極限まで削ることは難しいです。
レイアウト設計費は削れそうな印象があるかもしれません。
ただ、無理に削れば安物買いの銭失いになりかねず、後悔する可能性も。
削れるべき部分、削れない部分が見積もりではっきりとします。
削れない経費の代表格がレイアウト設計費であり、どこに見積もりを任せても予算の一定割合を占めています。
レイアウト設計費の粗探しをするよりも、オフィス家具を中古で統一してほしいと業者に話を持ち掛けた方が早く、予算の切り詰めにもつながっていくでしょう。
この記事では、オフィスリノベーションの見積もりの中身についてご紹介しました。
- ・居抜きとスケルトンで変わる単価
- ・同じようなプランでも業者によって見積もりが異なる理由
- ・レイアウト設計費も結構かかる
オフィスリノベーションをお考えの方は、どうぞご参考ください。