万が一に備えよう!オフィスの防災対策
築年数が経過した雑居ビルに入居するオフィスなど、万が一の出来事に対応しているのか疑わしいケースが出てきています。
想定外の火災で脱出が困難となり、命を落としてしまうというニュースも聞かれます。
オフィスの防災対策は事前に行わなければなりません。
果たしてどんな防災対策があるのか、確認していきます。
- ・地震への備えは必ずしておくべし
- ・火災への備えも非常に重要
- ・データのバックアップと安否確認
地震への備えは必ずしておくべし
日本で最も高い天変地異のリスクといえば地震です。
いつ大地震が起きてもおかしくなく、明日いきなり襲い掛かっても不思議ではありません。
この場合、オフィス家具や什器、パソコンを固定して転倒を防ぐのが必須です。
また窓ガラスが近くにあるとガラスが割れて床に飛び散るケースもあり、飛散防止シートを貼っておけば安心です。
机にヘルメットを備えつけて、揺れが来ればまず机の下に潜り、ヘルメットをつけて外に出れば二次被害を抑えられます。
また帰宅困難者が出ることを想定し、水や食料などを備蓄することも大切です。
近くに断層があれば、たとえ長らく活動していなくても急に動き出す可能性も想定されます。
地震への備えは必ずしておき、万全を期しましょう。
火災への備えも非常に重要
雑居ビルにオフィスがある場合、かなり注意しないといけないのが火災です。
漏電による火災、放火など想定外の火災が発生し、火元によっては迅速な脱出ができないケースも。
そのため、防災設備の定期点検は必ず行い、万が一消防当局から指導を受ければ迅速な改善が必要です。
また防災設備を使いこなせないと初期消火が難しいため、定期的な訓練もやるべきです。
火災で命を落としやすい一酸化炭素中毒を避けるため、煙を避ける姿勢など知識を入れておくこともおすすめです。
またオフィス移転の際に、脱出経路がどれだけあるのかを確認しておくことも重要です。
防災設備が心許ないのであれば、従業員を守るためにオフィス移転を検討することも視野に入れましょう。
もちろんタコ足配線での火災なども想定されるため、火災の原因となる要素を消すことも防災につながります。
データのバックアップと安否確認
近年はクラウドサービスが進化し、もし地震や火災でダメージを受けてもバックアップをとっていれば速やかに再稼働しやすいです。
この場合、万が一の災害でどこまでデータを復旧させるか、いつまでに復旧させるかを決めておくのがおすすめです。
完璧な状態に復旧させなくてもある程度の状態まで復旧できるようにすれば、事業再開に時間がかかりません。
また従業員の安否確認を行うことも大事なことです。
安否確認用のシステムを利用することで速やかな事業再開につなげることができます。
そのためには定期的に訓練を行い、安否確認用のシステムが稼働するのか、チェックしないといけません。
これを怠ると、メールアドレスの変更をし忘れて肝心な時に機能しないことも考えられます。
そして、オフィス内を整理整頓し、避難経路を常に確保することも立派な防災対策でしょう。
いかがでしたでしょうか?本記事では、オフィスの防災対策についてご紹介しました。
- ・地震への備えは必ずしておくべし
- ・火災への備えも非常に重要
- ・データのバックアップと安否確認
いざという時のために、オフィスの防災対策を行い、万一に備えておきましょう。