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ホームパーテーションに防音効果はどれほどあるのか

パーテーションに防音効果はどれほどあるのか

ワンフロアのオフィスの場合、お得意様との商談がある際にはパーテーションで仕切った場所に通すことになります。
パーテーションを設置することで、周囲からの目線を遮る狙いと音漏れを防ぐ狙いが。

さて、パーテーションの防音効果に種類があることを皆さんはご存じですか?

パーテーションの防音効果と合わせてご紹介します。

  • ・音を吸う、音を遮るの違い
  • ・防音効果の高さを求めるなら金属素材?
  • ・吸音パーテーションだけで大きな効果が

音を吸う、音を遮るの違い

パーテーションには吸音タイプと遮音タイプの2つがあります。

吸音タイプは、文字通り音を吸収し、音を外に出さない効果があります。
通常、音の波が色々な物質に当たって跳ね返るため、金属に当たると反響します。
この反響で音が大きくなりやすく、オフィスだと大きな声で話さないと聞こえない状況が出てくるため、吸音タイプが用いられます。
オフィスでも吸音タイプのパーテーションを用いるケースが多いのもその理由です。

一方、遮音タイプは金属素材で音をシャットアウトします。
音を外側に絶対漏れさせないというのが遮音タイプですが、その分、内側はかなり反響します。

同じパーテーションでも、素材の違いでパーテーションの性能が全く異なることがわかります。

防音効果の高さを求めるなら金属素材?

大事な話をしたい時に使う会議室などの声が漏れ出ないようにするには、金属素材のパーテーションを使うのが確実です。
この場合はアルミとスチールの2つがありますが、防音だけを考えるのであればスチールが一番です。

ただスチールの場合、床から天井までパーテーションを固定させないと防音効果は出ません。
アルミはバリエーションが豊富で設置費用も安いのが特徴的ですが、防音性はスチールより落ちます。

結局のところ、なぜパーテーションを用いるのか、その理由によって素材を決める方が得策です。

吸音パーテーションだけで大きな効果が

様々な素材でブースを作り、外側から音を流した時、ブースの外側と内側でどれだけデシベル数に違いがあるのかという実験が存在します。
それによると、吸音パーテーションで区切った場合、内側と外側で10デシベルほど違いがあったのです。
この10デシベル違うだけで、話しやすさが格段に違うのだとか。

では、木の合板やダンボールなどでブースを作った場合はどうか。
すると多少の変化しかなく、その効果はあまりなかったという結果が出ています。

つまり、吸音パーテーションでブースを作るだけで、話しやすさを格段に向上させる効果があったのです。
営業関係の電話がバンバンかかる状況でも、吸音パーテーションでブースを作り、その中で商談を行っても支障は出ないことになります。
特にオシャレなオフィスほど、金属素材のパーテーションがあまり似合いません。

そんな時に吸音パーテーションで間仕切りをするだけで十分効果があります。

ちなみに吸音パーテーションから音を出した場合は、より防音効果が発揮され、内側から外側への騒音を防げます。
わざわざ工事をしなくても吸音パーテーションを置いておくだけで十分防音効果があるので、Web会議をする際にもおすすめです。


今回は以下の内容について紹介しました。

  • ・音を吸う、音を遮るの違い
  • ・防音効果の高さを求めるなら金属素材?
  • ・吸音パーテーションだけで大きな効果が

パーテーションの設置を検討されている方は、どうぞご参考ください。