オフィスにおけるパーテーションって?パーテーションの種類や設置のメリットも徹底解説!
皆さん、オフィスにおけるパーテーションというものはご存知でしょうか?
訪問者用の大切な応接スペースから社内の収納備品が見えてしまっている、オフィス内の各部署にまとまりがないなどオフィスのレイアウトに悩んでいる場合に使用する仕切り壁のようなものになります。
本記事では、そんなオフィスのレイアウトデザインに悩んでいる場合に活躍する「パーテーション」について、種類や設置メリットについてもご紹介していきます。
- ・オフィスにおけるパーテーションって?
- ・パーテーションの種類は?
- ・パーテーションの設置メリットとは?
本記事を最後まで読んで頂ければ、オフィスにおけるパーテーションの利用についてより深く知って頂けます。
オフィスにおけるパーテーションとは?
パーテーションとは、オフィススペースなどにおいて空間を上手くレイアウトするための仕切り壁になります。「区切り」という意味を持つこのパーテーション。
常設の壁ではないので、その場所における空間デザインを自由にレイアウトすることが可能となっています。
ただ、パーテーションにおいては簡単に目隠し程度の壁を設置するのか、パーテーションを使って完全に独立したかたちの部屋のようなものを空間としてつくるのかよって、使用するパーテーションの種類や使い方が変わってきます。
パーテーションの種類って?
パーテーションには、主に下記の種類のものがあります。
・ローパーテーション
・ハイパーテーション
・スチールパーテーション
・アルミパーテーション
上記のように素材やかたちもさまざまなので、どのようなレイアウトを目指しているのか、どのような目的で使用するのかによって、使うパーテーションの種類が異なります。
それでは各パーテーションの特徴を1つずつ見ていきましょう。
ローパーテーション
こちらのローパーテーションは、高さが低いタイプのパーテーションで最大のものでも約2mしかありません。
パーテーションの種類のなかでは最も低くコンパクトなので、移動も簡単で万が一、レイアウトを変更しなければならないとなった場合でも簡単に変更することが可能となっています。
オフィスにおける社員の方々の人数に変更があった場合でも、すぐに追加できて組み立ても簡単なため、専門業者への依頼も不要です。
ハイパーテーション
ハイパーテーションは、高さが床から天井までにおよぶタイプのパーテーションになります。ローパーテーションとは反対になりますね。
基本的にハイパーテーションには、床と天井に固定をさせるタイプと、床と天井にレールを設置してそのレール間でパーテーションを移動させることのできる「可動式パーテーション」と呼ばれるタイプの2つが存在します。
ハイパーテーションにおいては高さが床から天井まで及んでいるため、完璧な密閉空間をつくることが可能となっています。
また可動式パーテーションとなると人数によって空間のサイズを変えることも可能となっているので、よりフレキシブルな空間づくりが可能となります。
アルミパーテーション
アルミパーテーションは、パーテーションのフレーム部分がアルミでつくられているパーテーションになります。
実際のパネル本体部分は半透明なプラスチック素材のようなものでできていることが多くなっています。
アルミパーテーションにおいてはある程度の高さはしっかりとありつつも、軽量につくられているので移動が簡単です。ただ一方で軽量がゆえに遮音性や密閉性には欠けるため、独立した部屋をつくることは難しくなっています。
スチールパーテーション
スチールパーテーションは、鉄と石膏ボードによってつくられているパーテーションとなっています。フレームと本体パネルとの間につなぎ目がなく、フラットなデザインとなっているのが特徴です。
使用目的に合わせてパネル素材を遮音性や耐火性の高いものに変更するということも可能となっています。
一方でこのスチールパーテーションはある程度の重量があるため、導入および運搬にコストがかかるというデメリットもあります。
密閉性は非常に高く、通常の住居の壁とほぼ変わらない感覚で使用をすることができるので、本物の住居のように火災報知器や空調設備を設置することも可能となっています。
オフィスにおけるパーテーション設置のメリットって?
続いては、パーテーションを実際に設置することに対するメリットをご紹介していきます。
オフィスにおけるレイアウトというのは、社内環境を整えるうえで非常に重要なものになります。
そのため、メリットをしっかりと把握して効率的なパーテーション導入をおこなうことをおすすめします。
オフィスにおけるデザイン性がアップする
パーテーションは、単純に空間を仕切ることのできる壁というだけではありません。
オフィスや会社における事務所というのはその性質上、どうしても淡白な空間になりがちです。
しかし、休憩スペースなどにおいては、やはり、温かみのある空間にしたいものです。
パーテーションにおいては高さなどの種類が豊富なうえに、デザインも多く存在しています。仕切り壁としてと同時に、デザイン性も兼ね備えたパーテーションを利用することで現在のオフィスの雰囲気を壊すことなく、オシャレなデザイン要素をプラスすることができるというのも、パーテーションのメリットです。
集中力がアップする
パーテーションにおいてはどの種類のパーテーションにおいても、必ず希望のプライベート空間をつくることができます。
確かに通常の部屋とは異なりますが、周囲からの視線などはシャットアウトできるので、集中力のアップおよび作業効率アップに必ずつながります。
セキュリティ性がアップする
ハイパーテーションに関しては、完璧に独立をした空間をつくりあげることが可能となっています。
ハイパーテーションにパスコードやカードキー付きのドアを設置することで、セキュリティ性能の高い空間をつくりあげることが可能となっています。
一般の賃貸のオフィスにおいては、ワンフロアを複数の会社にてレイアウトしていくスタイルが主流となっています。
他の会社と差別化を図り、社内の機密情報をしっかりと保持するためにはしっかりとドアとカギをつけることのできるパーテーションの利用が非常に効果的となります。
いかがでしたでしょうか?
本記事では、
- ・パーテーションとは?
- ・パーテーションの種類って?
- ・パーテーション設置のメリットは?
について、まとめてみました。
パーテーションはオフィスレイアウトにおいて、重要な役割を担っています。
パーテーションを上手く活用することで、社内レイアウトだけではなく、社員の方々の作業効率もアップさせることができます。
是非、本記事を参考にして頂き、パーテーションの導入を検討してみてはいかがでしょうか?