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企業の顔ともいえる受付・エントランス空間。来訪者が最初に目にするこのスペースは、会社の印象や信頼感を大きく左右します。清潔感や整然としたレイアウトはもちろん、置かれている家具ひとつひとつが「企業らしさ」を伝える重要な要素です。デザイン性だけでなく、機能性や使いやすさも重視した家具選びを行えば、来客対応もスムーズかつスマートに。この記事では、受付・エントランス空間をより魅力的にする家具選定のポイントをご紹介します。
受付カウンターは、来客が最初に接する場所。無駄のない直線的なデザインや、白や木目などナチュラルなカラーは清潔感と安心感を与えます。企業ロゴを組み込んだパネルや間接照明を組み合わせると、より洗練された印象に。
受付担当者が座って対応する場合は、カウンターの奥行きと高さにも注意を。立ち姿勢にも座り姿勢にも対応できるハイブリッド型の受付カウンターは、長時間の業務にも向いています。書類の受け渡しやタブレット受付に対応できる設計が理想的です。
待合スペースのチェアは、デザイン性と座り心地のバランスが大切です。ファブリック素材やレザー調など、素材感で高級感を演出しつつ、座面の高さやクッション性にも配慮を。企業カラーをアクセントに取り入れると、ブランディングにもつながります。
ローテーブルを置く場合は、動線を妨げないコンパクトなものを選びましょう。天板の素材や形状をそろえることで統一感が出ます。パンフレットや消毒液をスマートに配置できる棚付きモデルも便利です。
受付周辺は資料や備品が集まりやすい場所でもあります。必要なものはすぐ取り出せるようにオープンラックに、見せたくないものは扉付きキャビネットに分けて収納することで、視覚的にも整理された空間が保てます。
案内情報や企業紹介を掲示するスペースも重要です。紙の掲示板に加えて、最近ではデジタルサイネージの導入も進んでおり、受付カウンター背面に設置することで情報提供と空間演出を両立できます。
家具だけでなく、空間全体の雰囲気を整えるには観葉植物やアートパネルなどのアクセントも効果的です。無機質になりがちな空間に自然の要素を加えることで、来訪者に安心感を与えます。
照明の色温度や床材の質感も、空間の印象に大きく影響します。間接照明を取り入れることで柔らかな光が生まれ、温かみのある落ち着いた受付空間を演出できます。エリアラグなどを敷けば、防音・防滑効果も期待できます。